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冬将軍が駆け足でやってきた感じがする。11月上旬まではスリーシーズンスーツでの通勤だと、軽く汗ばむ時もしばしばあった。
それが11月20日頃から急激に冷え込みだし、今日はとうとう冬用ジャケットにウールのベスト、ヒートテックでの武装を余儀なくされてしまった。コートが無いわけではないが、実家に主力を置いていた為衣替えの時期を逸してしまっているのである。
また最近、業務で北海道に赴く事があった。スケジュール、担当業務の都合上筆者とスタッフが2回に分けてそれぞれ札幌を訪問したのである。
最初にスタッフが11月中旬の週にお邪魔し、帰社後の報告で思ったほど寒くなかったとの報告であった。翌週は筆者の番だったのだが、訪問日前日から急に冷え込みだした。その結果札幌市北部~名寄・旭川一帯が、北海道としては季節外れの豪雪となってしまった。
業務は市内中心であった為、幸いにして大きく影響を受ける事は無かった。しかしながら前週のスタッフの話から着替えをノーマルタイプで準備していたため、2日目からは結構寒い思いをしてしまった。
(帰社後に社内で「罰が当たってしもた」と言ったら、女性スタッフが笑っていた。心中図星だったようだ。)
大袈裟に「地球温暖化だっ!」とスウェーデンの女性活動家の如く大上段に振りかぶって騒ぐつもりはさらさら無いが、着るものの選択や布団の出し入れのタイミングなどが難しくなっているのは、鈍感な筆者でも感じている。日本特有の「四季」の移り変わりに変化が見られ、秋の紅葉の期間が短くなったりする事で観光産業にも影響が出ているようだ。
なんとも物騒な感じがするが、札幌出張の際の夕食では本来季節や北海道の地域的に漁獲高が殆どない「鯖」が超大漁の為お刺身で食べられ、且つ旬の始まりとされる「厚岸の牡蠣」も安くて美味いものが食べられた。普通同時に食せるものではないが、いずれも筆者の大好物の為大満足であった。不謹慎ながら、これであれば気候変動も悪くは無いとちょっと思ってしまった。
昨日出社すると女性スタッフが、カウンターの上にクリスマスツリーを飾っていてくれた。
それを見て、四季の移り変わりの変化はあっても弊社のスタッフの細やかな感性は変わらないもんだと感心した次第である。
執筆:Y.O